沿革
挑戦の歴史と、各事業の誕生
東亜電機工業グループの歴史は、お客様の信頼にこたえてきた歴史です。
従業員約300人(国内、2024年現在)の企業ですが、多様な事業に進出しています。
1930年代〜
1932年 東商会(東京都荒川区)金沢支店として金沢市木ノ新保にて創業
1937年 東亜電機工業株式会社に組織替え
主に旧日本電池のバッテリーを販売。当時のバッテリーは電極板や硫酸を陶器の器に入れ、自分たちで組み立てていました。この事業は現在の販売事業部であり、カー用品全般を扱う事業部となっています。
このバッテリー販売事業を土台として、情熱と信念のもと事業を拡大してきました。
1950年代
1950年頃、列車の信号機用や据付電話用の電源の取り扱いを開始。
これが現在のTECS事業部の元となりました。現在は産業用蓄電池と発電システムの技術を核として、照明設備、電源設備、省エネ設備の設計・施工から保守までを担う事業部となっています。
さらに、建設機械向けのバッテリーを販売していたことをきっかけに、電線の単線販売へと事業を拡大。これが現在のP&D事業部の元となりました。現在ではワイヤーハーネス・バッテリーケーブルをはじめとして、建設機械、農業機械、産業機械など「はたらくくるま」の電装品開発・製造をおこなっています。
1970年代
1970年 航空機エンジンの始動業務を請け負っていたところから、航空機のジェット化に伴い給油事業を開始。現在の東亜メンテナンスTAPS部です。当初は小松空港のみでしたが、1989年には富山空港、2003年には能登空港の開業に伴い同空港でも給油事業を開始しました。
1974年 自動車電装用品の販売・修理を目的としたグループ会社 株式会社東亜メンテナンス設立。同社は、現在では物流機器、空調機器などの保守事業や前述のTAPS部も含むエンジニアリング企業となっています。
1980年代
1980年 生産・販売・施設工事の3事業部制を導入。
1983年 小松品質管理賞受賞。
常に改善をおこない、品質を高めるという伝統は現在にも受け継がれています。
1990年代
1990年、生産工場を現在の小松市国府台に移転。
P&D(Product and Development)センターとして、受託開発・製造のみではなく自社ブランド品開発の挑戦も開始。またISO認証の取得などを通じて、品質の向上をはかり、環境対応を高めました。
1996年 P&D事業部 ISO9002認証取得
1998年 TECS事業部 ISO9002認証取得、P&D事業部 ISO9001認証取得
2003年 TECS事業部ISO9001認証取得
同年 東亜メンテナンスTAPS部(小松・富山) ISO9001認証取得
2005年 ISO14001認証取得(全社)
2006年 ISO9001・14001統合
2000年代
2001年 中国・大連に現地法人大連三希電機有限公司設立
2004年 TECS事業部信越営業所開設
2007年 ベトナム・ハノイに現地法人JTEC HANOI CO.,LTD設立
2010年代
2010年 中国・大連に現地法人大連東雅電機有限公司設立
2017年 東亜電機工業株式会社設立80周年
2017年 ベトナム・ビンフック省に現地法人VTEC HANOI CO.,LTD設立
2018年 大連三希電機有限公司を大連東雅電機有限公司に統合
2024年 ベトナム・ゲアン省に現地法人JTEC NGHE AN CO.,LTD設立
日本、中国、ベトナム(3工場)の3か国、5工場の生産体制を確立しています