世界初GRテック液栓採用!ECO.R ENJシリーズリニューアル!

⾃動⾞バッテリー・⽤品・部品

日本車専用EN規格バッテリーENJシリーズに新商品が出ます!

そこで今回は、ENJシリーズ新商品の魅力を伝えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2014年2月にトヨタから発売された、ノア・ヴォクシーのハイブリッド車にLN2というEN規格のバッテリーが搭載されたことを皮切りに、その後エスクァイア・アルファード・ヴェルファイアのハイブリッド車補機用バッテリーにもLN2が搭載され、さらにはシエンタのハイブリッド車にLN0、プリウス50系にはエンジンルーム内にLN1が搭載されました。

ここでまず、EN規格とは?
ENとはEuropean Normの頭文字で、EN規格バッテリーとは欧州統一規格に準拠したバッテリーの事です。簡単に言いますと日本で言うところのJIS規格みたいなものです(ちなみにDIN規格といったドイツの規格もあります)。

では、ENJとは?
日本車専用のEN規格搭載車対応バッテリーとして開発され、外形はEN規格の形状・寸法をベースに日本の気候風土と使用環境、新車メーカーの要求スペックに対応し、設計されたGSユアサのバッテリーシリーズになります(EN規格のJapan仕様でENJ)。

では、なぜトヨタは今までのJIS規格からEN規格に変更したのか?
トヨタがハイブリッド車の新車搭載用バッテリーとして、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)といった取り組みで、搭載バッテリーをJIS規格からEN規格に変更しました。
TNGAとは、エンジンやプラットフォームを刷新するだけでなく、車の開発プロセスから製造工程までを含めたトヨタの全社的な取り組みの総称です。
目的は、低重心化による車両の商品力の向上と、低コスト化が狙いとされています。
ですので、車体の重心を低くする為にJIS規格より高さの低いEN規格のバッテリーを採用されています。また、JISよりも採用しているメーカーが圧倒的に多く、グローバルな規格となっており、世界の様々なバッテリーメーカーが作っておりますので、入手しやすくもなっております。

しかし!
世界のトヨタがEN規格を採用・・・我々からしてみたら一大事です
国内だけでなく、海外のバッテリーメーカーがライバルとなるのですから・・・
我々のマーケットが海外のバッテリーメーカーに荒らされてしまうことになります・・・

でも安心!
トヨタは海外仕様のバッテリーは安全性に劣るという事で、国内仕様を前提として仕様を変更した上で、EN規格のバッテリーを新車に搭載しました。グローバル基準といいながら、実はトヨタ基準に設計変更されています。
どのように変更したかと言いますと、欧州統一規格であるENはそもそも寒冷地に合わせた仕様です。北海道よりも北に位置するヨーロッパでは、低温始動性能であるCCA値の優劣のみが重視される傾向にあり、日本のように渋滞走行が多く、気候も高温で多湿化が進む環境での使用にあたっては改良の必要があります。日本の気候風土に適し、JIS規格の安全設計にも合致する日本版のENバッテリーにしなければなりません。
具体的には 日本、または日本以外の高温地帯で使用されることを想定し、電解液枯れのリスクを低減した安全設計とし、更に補水が出来る仕様、そもそもハイブリッド車用補機用バッテリーに高いCCA値は不要という事で、中身はトヨタの独自仕様になっております。

そしてなんと!
GSユアサは国内新車搭載シェアNo.1
EN規格バッテリーを搭載したトヨタ車の8割以上の車種に、GSユアサバッテリーが新車搭載されております。ということは、GSユアサバッテリーENJシリーズは信頼性抜群!バッテリー交換時には、安心・安全なGSユアサバッテリーENJシリーズで大切な愛車のバッテリー交換を!

そして今夏、このENJシリーズが更に品質改良され、更なる安心設計となり、新商品が発売されます!
GSユアサのENJシリーズは、他社に先駆け2016年に発売され(LN0/LN1/LN2)、2017年にラインアップを追加(LN3/LN4/LN5)、2018年にはアイドリングストップ車対応バッテリーを追加(LN2-IS/LN3-IS/LN5-IS)、しかし2016年の発売から6年以上が経過しました。
今回、新商品発売の背景として、ハイブリッド車の補機用バッテリーとして搭載されるENJシリーズは、リアデッキ下に耐熱カバーで覆われて搭載されていたり、運転席側後部座席下に下締めのバッテリー固定金具で固定されていて補水作業が行いにくかったりと、非常に交換作業が行いにくく、写真のように補水作業のしづらい箇所に搭載されているケースが多いです。
補水作業がしにくくメンテナンスが大変となると、液枯れを起こし爆発事故の危険性も高まります。

 

 


そこで、今回GSユアサと日本ゴア合同会社で新たに共同開発し、W.L.Gore&Associates(ゴア)製触媒デバイスを組み込んだ世界初の新技術「GRテック液栓」が採用されました。

 

 

 


GRテック液栓とは?
GRテック液栓の触媒デバイスが、発生した水素・酸素をキャッチし水に戻します。その後、水滴となってバッテリー液に戻り、バッテリー液の減少を大幅に抑制する事が可能となった液栓です。
これにより、なんと液減りが従来品の90%も低減、又、液減りを抑制する事でバッテリー液比重が安定する為、クイックチャージ性能も高く維持でき、寿命指数も従来品に比べ、114%に向上しております。

GRテック液栓を採用し、更なる安全・安心性能をプラスした「日本車専用EN規格バッテリー」、その安全性と信頼性の高さで国内新車採用No.1です。


では、日本ではどれだけのEN規格車が走っているのか?
日本のEN規格車保有台数は、全体7840万台の内、8%と言われておりますので、630万台の市場となっております。
ちなみに北陸3県の市場は240万台ですので、その内の8%で19万台となり全国の3~4%程になります。

2023年度EN規格搭載車の車検対象車両は、ヤリス・ヤリスクロス・カローラ・ハリアーが1回目の車検、クラウン・プロボックス・サクシード・レクサスUXが2回目の車検、C-HRが3回目の車検、ヴォクシー・ノア・エスクァイア・レクサスNXが4回目の車検対象車となっております。

適合バッテリーについては、こちらからご確認ください。

EN規格車のバッテリー交換は、安心・安全、国内新車採用No.1のGSユアサバッテリー「ECO.R ENJ」

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