2023.09.08
ハイブリッド車バッテリーの種類
ガソリン価格の値上がりが続いている中、ハイブリッド車に乗っている方も
少なくないのではないでしょうか?
公共交通機関を使用しない人にとって、車は欠かせないと思います。
そこで今回は、ハイブリッド車バッテリーについて説明していきます。
ハイブリッド車には、駆動用と補機用の2種類のバッテリーが搭載されています。
はじめに、駆動用メインバッテリーについてです。
普段あまり見る機会がないのですが、訪問先で交換後がありましたので、写真を撮らさせてもらいました。
※プリウスの純正バッテリー
駆動用バッテリーの中にも、2種類があり、ニッケル水素電池、またはリチウムイオン電池です。
比較してみると
ニッケル水素電池 | リチウムイオン電池 | |||
価格 | 低価格 | 高価格 | ||
大きさ | 大きい | 小さい | ||
耐久性 | 強い | 弱い | ||
性能 | 普通 | 高性能 | ||
重量 | 重い | 軽い |
ニッケル水素は低価格であり、コンパクトカーなどに搭載されており、
リチウムイオンは高性能で軽いことから、電気自動車などに搭載されています。
役割としては、主にモーター駆動やエンジン始動になります。
交換の目安ですが、年式や使用状況によって大きく異なりますが、
平均約10年または走行距離で10万キロほどとされており、
交換する機会はあまりないかもしれません。
次に、補機用バッテリーについてです。
種類としては、鉛蓄電池になります。
役割としては、ハイブリッドシステムの起動や駐車中のバックアップメモリー、
電圧安定装置などがあります。
交換の目安としては、平均で3年から5年を推奨しております。
訪問先で、ハイブリッド車の駆動用バッテリーの交換の話を聞いてきました。
そこでは、交換に3人で1時間20分ほどかかるそうです。
交換に関して、低圧電気取扱者という、電気の配線や接続を使用する製品の修理や操作、
感電のリスクがある仕事に関して必要となる国家資格を取得していなければなりません。
また、G-scan(日本車をはじめ、輸入車などに対応した故障診断機)を用いて、
センサーなどの管理エラーを消す流れなど、OBD検査用の流れなどは一緒になります。
今回は、バッテリーの話をメインで書きましたが、
交換手順などについても今後は触れていきたいと思います。
詳しくは、弊社までお問い合わせください。
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この記事は販売事業部が執筆しました。