2021.12.27
最適な材料調達を行っています
当社の主力生産工場はベトナムハノイにあるJTEC HANOI CO.,LTD.です。1000名近い従業員が当社生産量の約7~8割のワイヤーハーネスを作っています。また中国大連の工場も含めると約9割の製品は海外工場で作られています。
海外工場での生産量が増えれば増えるほど必要になるのが材料の輸出です。今は40フィートのコンテナ(長さ12m、幅2.4m,高さ2.4m)を毎週3本~4本送り続けています。
海外で材料の現地調達を進めたいのはやまやまですが、当社では二つの理由から多くの材料を日本で調達し、各工場に輸出しています。
ひとつは日本で材料を調達するのが最適な場合です。ベトナム・中国・日本の3拠点で同じ材料を使用することが多いので、日本で一括調達し、それぞれの拠点に送る方が品質・納期・価格共に安定した状態を維持できます。
もうひとつは海外調達のメリットよりもデメリットのほうが大きい場合です。
海外調達の方が部品を安く仕入れることができ、日本からの運送の手間や費用が省かれるというメリットがあります。一方同じ形状のものでも材料が異なった部品が入荷したり、キズ・汚れなどの管理がされていない、納期管理もしっかりされていないなど、デメリットもあります。当社ではこのようなリスクがある場合は日本で調達しています。
しかし、一部の部品では海外現地調達を行っているものもあります。もちろん信頼できるサプライヤーばかりで、中には客先から承認をいただいたお墨付きのメーカーもあります。
当社では、お客様の条件に沿って最適な材料調達や最適な生産拠点を選択しております。どの製品も高品質を最優先しておりますので、ワイヤーハーネスの海外調達をお考えの方は是非とも当社にご用命ください。
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この記事はP&D事業部が執筆しました。