2021.07.12
建設機械の電動化
古くは建機と言えばディーゼルエンジンで動くものという固定観念がありましたが、ハイブリッド・電動・電池とパワートレイン(駆動装置)も多様化してきております。世界的な脱炭素の動きが建機・農機・特殊車両の分野でも今後広がっていくのかもしれません。パワートレインに変化が生じれば弊社製品も部品や生産方法に変化が生じます。これまで培ってきた経験と実績を基に進化しなければ、時代に取り残されることになってしまいます。
電気で動く建設機械は、エンジン音が無いので騒音を抑えたい場所や時間帯にも使用できますし、排ガスも無いので例えばトンネルや屋内など閉鎖的な空間での工事に向いています。
エンジン駆動の場合、バッテリーの電圧は殆どがDC12~24Vですが、電動の場合はDC200V以上といった非常に高い電圧のバッテリーを使います。また離れた場所にあるエンジン発電機からAC200V以上の電圧で電力を供給して動かす機械もあります。
このような建設機械に搭載するワイヤーハーネスは電線やコネクタ類、更に外装品までも耐電圧の高い部品を使用しなければなりません。また、一部の部品では加工方法・検査方法まで異なります。
弊社の製造部門は建機用のバッテリーケーブルを生産するところから始まっており、約半世紀の実績があります。その間にワイヤーハーネスや電子基板、更にはこれらを組み合わせたコントロールボックスと製造販売品目を拡大してきました。
これからも新しい技術を取り込み、お客様の新製品に弊社製品を採用いただけるよう前進あるのみです。
このように時代のニーズに合った電動化を始めとする新しい技術をお考えの方やお困りの際は何でもお気軽にお問合せください。
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この記事はP&D事業部が執筆しました。