2022.03.28
大型ディスプレイで作業進捗を管理、一人ひとりが納期意識を持っています
当社の工場には大型ディスプレイが7台設置されています。
ディスプレイは製造現場の各工程で作業者が見やすい位置と製造事務所、出荷作業現場に設置され、様々なことに利用しています。
日々の作業進捗状況を表示
最も重要な役割は、工場稼働時に表示されている作業の進捗管理です。製造現場に設置されているディスプレイには、当日・翌日・翌々日に完成しなければならない製品の品目や台数が各工程ごとに表示されます。これによって現場作業者には数値目標が明確に伝わり、目標に到達したときの達成感を日々感じることでモチベーション維持にもつながっています。
もちろん現場管理者に対してもメリットがあります。管理者はパソコン上の生産管理システムで一日ないしは数日先までの仕事量を把握して各工程に作業指示を出していますが、進捗状況を逐一確認することで、作業の遅れやトラブルを早期に発見することができ、迅速な対応を行うことができます。
この作業進捗管理表は、午後になると当日出荷分で未完成の品番が表示され、納期遅れを出さない為の注意喚起にも利用されています。
当社の主要取扱製品であるワイヤーハーネスや制御盤の製造は、労働集約型の産業です。装置産業ではIoTを利用して設備の稼働率を測定する『見える化』が有効な手法として取り入れられていますが、当社の『見える化』では日々変化する作業量の平準化や作業者のモチベーション維持に有効活用されています。
全社で行われるWEB QCサークル発表会の会場
当社ではQCサークル活動を行っています。年に2回、全社員が集まって発表会を行っていたのですが、昨今のコロナ禍によって2年前からはWEBミーティングのツールを使用して発表会を行っています。パソコンを保有している間接部門の社員は自席で視聴することができるのですが、パソコンを保有していない作業者は各工程のディスプレイの前に集まって視聴しています。
QC発表以外にも、WEBミーティングツールを使って全社員に向けた連絡を行うことができ、社員が密集することなく安心して発表を聴講することができます。
日々の行事内容や緊急連絡案内
日々の行事案内や工場内の従業員に一斉連絡を行いたい場合などにも活用しています。工場内を歩いていると必ず目に付く場所に設置してあるため、自分のパソコンから離れた場所で作業している最中に会議があったことを思い出すなど、うっかりしたミスの防止にも役立っています。
このように大型ディスプレイには様々な活用方法がありますが、作業進捗状況を常に監視することによって早期にトラブルを解消し、納期遵守に努めています。
納期トラブルでお困りの方、ワイヤーハーネスや制御盤、操作盤、プリント基板等のご用命の際は、是非とも東亜電機工業㈱をよろしくお願いいたします。
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この記事はP&D事業部が執筆しました。