新入社員　現場監督の1日

今年も最後の月となりましたが、忙しい日々が続いていますね。

初めまして、新入社員のHと申します。
入社して８か月が経ちましたが、毎日が勉強です。

今回は、入社後から配属されている現場での１日について紹介します。

皆さんは現場監督という職業を知っていますでしょうか。

名前を聞いたことはあるが、
仕事内容を知らない方が多いと思われますので紹介します。

現場監督とは、名前の通り現場を管理する職業です。
もう少し具体的にいうと、工事現場での作業員への適切な指示、
工事の工程管理、安全確保や品質確保などを管理監督する仕事です。

私も初めは現場監督という職業がどのような仕事をしているのか
イメージがつかなかったので、
今回は新入社員が行う現場の１日について紹介します。

8：00～朝礼

１日の始まりはラジオ体操と現場の全体朝礼を行います。
ラジオ体操を行うことで寒い日でも体を温められてやる気アップです！

全体朝礼後に電気設備の朝礼を行い、現場の注意事項や、作業内容の確認を行います。
現場の注意事項の確認や作業内容の確認を行うことで、
危険な場所での作業はないか、確認することができます。

8：30～現場見回り

朝礼後は現場内を１周し、
昨日までの出来高の確認や作業できる場所を把握します。

作業できる場所が数か所ある場合は、
先輩社員と優先順位を確認して作業員に伝えます。

9：00～墨出し

現場内の把握と作業員への指示が終わった後、私の作業が始まります。

壁にコンセント、スイッチ等を取り付けるために
使用するボックスの墨出しを行います。

先輩社員が作成した図面の位置を確認し、
床にボックス取付けに必要な開口寸法を壁を起こす前に記載します。

事前に墨出しを行うことでスタッド（壁内部の柱）が
墨出しの位置を避けたり、開口補強を行い、図面通りに
ボックスを仕込むことができ、品質を確保できます。

10：00～一服

一服の時間は職人さんに現場の指導を受けながら、
たまには人生の指導を受け懇親を深めています（笑）。

11：45～昼礼

昼礼では次の日の打合せを行います。
打合せの内容は作業員の人員や作業内容について打合せを行います。

12:00～昼休み

お昼は現場事務所でお昼ご飯を食べます。
食事後は机に向かって瞑想をしています。

13：00～分電盤の絶縁抵抗測定

先輩社員と一緒に電気回路の絶縁抵抗を測定し、
絶縁不良が発生していないか確認を行います。

もし、絶縁不良があった際は不良個所を探し、作業員に修正して頂きます。

14：30～丸札取付

絶縁抵抗測定が終了した後は、
回路表示を行うための丸札を二次側の電源線に付けていきます。

この作業を行うことで誰にでもわかりやすく回路番号を示すことができます。

15：00～一服

15時の一服では施工できる場所の確認、施工の優先順位の確認を行います。

15：30～施工チェック

ボックスの仕込み漏れや本日の施工状況、安全衛生を確認します。

施工状況を確認すると同時に、
次の日から新たに行える施工個所を探すことも重要だと感じました。

安全衛生では、作業環境は良好か、危険作業がないかなど危険を予知して確認します。

～17：00現場作業終了

現場作業終了時には材料置き場、施工箇所の掃除を行います。
また、掃除と同時に次の日に行う作業の段取りを行います。

これが私の、１日の作業内容です。

今回は新入社員の現場監督の1日についての記事でしたが、事務所にいる先輩方や職人さんにたくさんの指導を受けながら日々の業務を楽しく行っています。

さいごに

入社前の現場監督は配線、器具取付に関する業務が
主な仕事内容であると思っていました。

しかし、現場配属になった今は、
配線、器具取付以外の業務が多くあり、やりがいがある職業だと感じました。

更に、現場では多くの作業員の方がおり、
たくさんコミュニケーションを図ることで、工事が円滑に進むことも学びました。

今後も先輩社員や作業員の方と協力し、現場の完成に向けて頑張っていきます！！
最後になりますが、今日もご安全に！！