2024.11.27
既設直流電源装置更新プロセスと注意点
弊社はGSユアサの代理店であり、多くの電源装置
(直流電源、無停電電源装置、小型UPS、蓄電池、太陽光発電)を
納入させて頂いております。
その中から今回は直流電源装置の手配はどのように行っているか、
注意点などをまとめましたので、ご興味のある方は是非ご覧下さい。
尚、直流電源装置の納入は主に新設(新しく設備を入れる)と
既設更新(古い盤を取り換える)に分かれており、
今回は既設更新時のプロセスやポイントをまとめました。
※本プロセスはあくまで一例で案件によって様々変更する事があります。
現地調査を行い、図面作成
注文書受領後、仕様書確認やお客様からの要望を聞き、現地調査を行います。
既設の図面を用意の上、仮図面を作図しチェックリストを使用し確認していきます。
お客様の要望と間違いがないよう、GSユアサ設計と共通のシステムを使い
承認を頂く図面を作成します。
メーカーからの作図には1ヵ月~2ヵ月、
手配を進めてから3ヵ月~6カ月(製品によって異なる)必要である為、
希望納期がある場合は早めの準備が必須となります。
弊社は技術員のみならず営業担当も1人1人が多くの知識を持ち、
電源装置のみならず太陽光やUPSなど幅広く、専門性の高い提案をさせて頂いております。
ポイント
電源装置は汎用品ではなく、案件ごとに異なる完全オーダーメイド品になります。
その為ブレーカーの数、容量、アンカーの位置、端子台の数、
サイズ、盤の寸法etc…とありとあらゆる品目を間違いなく手配を進める為、
チェックリストを用いて手配を進めます。
その際搬入出経路も現地で確認し手配する寸法が問題ないか調べます。
お客様承認後、メーカーに手配
下見後作図した完成図面をお客様から承認頂き、メーカーに手配を依頼します。
ポイント
この際に必要に応じて工場製作写真、工場立会検査の対応をさせて頂きます。
工場立会検査には一日に対応出来る上限がありますので、
希望されている場合は早めに調整が必要です。
直流電源装置納入後、試運転調整を行う
予め打ち合わせした工事日に合わせて納期を調整し、間に合うよう手配を進めます。
製品が据付後、正常に動作するかメーカー基準に則った試運転作業を弊社が行います。
ポイント
直流電源装置納入後も弊社で保守・点検を行っております。
主要基板部品は約10年で交換推奨になりますので、
機器の安全運用の観点から定期的な点検、保守を推奨させて頂いております。
以上が直流電源装置手配の流れになります。
東亜電機工業ではお客様からのご要望に対して、
GSユアサの設計担当と直接やりとりをして
高品質でご要望に沿った製品を手配しております。
営業担当、技術担当、アシスタントなどそれぞれが高い知識と技術力を持ち、
メーカーレベルのサービスを日々行っております。
高品質な製品をお届けすることをお約束致しますので、
今後とも東亜電機工業をよろしくお願いします。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。