JTEC HANOI 工場 QCサークル大会を経て

安⼼な電源設備をあなたのもとへ

当社のブログをご覧いただいている方なら、ご存知かと思いますが、
弊社では毎年に年2回のQC大会が開催されております。

それぞれの部署がグループを作り、3ヵ月もしくは6ヵ月の範囲で問題を改善し、
パワーポイントにまとめて発表する大会です。

主に工場部門と本社、東亜メンテナンス部門で分かれており
それぞれ優勝サークルが代表としてベトナム・ハノイに拠点を置く
JTEC工場で行われるQC発表大会で再度発表を行います。

現在私は本社に在籍しており、普段は主に官公庁や民間ユーザー向けに
蓄電池や電源装置の販売をさせて頂いております。

建設機械のワイヤーハーネスとは違い、オーダーメイドの製品になるので、
普段取り扱っている製品とのギャップがありますが、
今回ハノイでのQCサークル発表と工場見学の機会を頂けたので、
記事にまとめさせて頂きます。

JTEC工場見学(ベトナム・ハノイ)

私自身本社に勤務しており、小松市の工場に行くことも少なく
今回初めて約750人が勤務している
規模の大きいベトナム工場見学をさせて頂きました。

前情報として当社ブログや同僚から聞いている話はあったものの
実際に現地に行ってみて気づく点がありました。

一つはベトナム人の方は勤勉で真面目な方が多く、責任感を持って業務されてました。
工場の作業場ランプ青が予定通り、黄色が少し遅れている、赤が遅れているなど、
誰からでも進捗状況が分かるようになってます。

目標に対して個人ではなくチームで達成を目指しており、
ベテランから新人まで協力し合って工場の生産を支えておりました。

もう一点は日々当たり前のように改善活動をしながら、
仕事をしているという点でした。
現地の方の意見をお聞きすると、少しでも改善が出来そうな事については
トライ&エラーを繰り返し、効率化や生産性upに繋げているとの事です。

弊社の主力生産を支えている理由はそこにあると感じました。

工場内部

JTEC工場 QC発表大会

2日目には今回の本題であるJTEC QC発表大会への参加です。

今回は、工程内不具合を減らすというテーマで活動を行うとの事でした。
いずれのチームもQCストーリーに基づき、テーマの選定、現状把握、
目標設定、原因分析、対策立案、効果の確認、標準化まで行われており、
各チームが明確な改善意欲をもって活動されている事に感銘を受けました。

日本との違いを感じたのは、原因分析に対して細かく徹底的に行われており、
原因の多くのヒューマンエラーに対して厳しく対策を行っておりました。

例えば不注意・誤認識・不慣れ・慣れや軽視・疲労などの要因に対して
なぜおきるのか、効率的に防ぐにはどうすべきか動画マニュアルや教育、
作業標準書を使い、ヒューマンエラーを多発させない為に
各チームが熱心にQC活動を取り組まれていました。

優勝チームは日本で行われるQC大会に招待を受けるという事もあり
各チームが優勝への強い気持ちと発表内容に対する質疑応答も多く、
非常に活発で意義のある素晴らしい大会となっておりました。

本社代表サークルの発表の様子

最後に

今回のJTEC工場QC発表大会を経て懇親会もあり、
現地の社員さんや短期間の研修メンバーと親睦を深める良い機会となりました。

私は現地に行って知ったのですが、
弊社のワイヤーハーネス製造部門では若手社員が
2~3ヵ月の間ベトナム・ハノイのJTEC工場に研修として勤務できるとの事です。

若いうちの海外研修を通じ、
国外への視野を広げ幅広い知識や経験を吸収する事によって、
今後の自己啓発と成長に繋がる経験となり、
貴重な経験を得られる良い機会と感じました。

私自身も今回のQC発表大会を通じて、
日本には無い海外での当たり前や感覚を肌で感じ、
自身の貴重な経験となりました。

今回の経験をすぐに結果としてあらわれなくても、
近い将来成果としてお客様に貢献出来るよう日々の業務に努めたいと思います。

また発表大会の合間でベトナム観光をさせて頂く機会があり、
1994年自然遺産にも登録され、
ベトナム北部、トンキン湾北西部にあるハロン湾の景色は
日頃の仕事の忙しさを忘れさせてくれる絶景でした。
ハロン湾内の船上で食べたシャコとクエの刺身が美味しかったです。

ハロン湾の景色
船上のクエの刺身

海外研修は貴重な経験であり、
全社員平等にチャンスがあるQC大会は弊社の誇るべき大会かと思います。

今回の記事をご覧いただいて、
新卒者・中途採用の方で少しでも東亜電機工業に興味を頂けたのであれば、
他の記事も是非ご覧下さい。

東亜電機工業では数多くの部署を通じて、
お客様にサービスや品質の高い製品をお届けしております。

今後もお客様のニーズに適合し、
信頼と満足の得られる品質を提供できるように努めて参りたいと思います。

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この記事はTECS事業部が執筆しました。

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