2024.04.18
SLA(小型制御弁式鉛蓄電池)は色々シビアです
今回は私たちが取扱う商品の中で
小型制御弁式鉛蓄電池(以下SLA)の種類についてお話をいたします。
この記事を書くきっかけはお客様に対して確認漏れによる
手配ミスが発生してしまったことによります。
小型制御弁式鉛蓄電池とはVRLAバッテリーとも呼ばれていて、
その使用用途は子供のおもちゃから、産業用UPSの内臓蓄電池等
多岐に渡ります。
同じ品番でも端子の形状や向き等細かく分類されます。
自動車用のバッテリーも同じ型式でRとLの端子の向きがあり、
これが違うとケーブルが届かず取り付け不可となります。
(取り付け位置でボディに近い方が-端子になるよう設計されているようです)
自動車用バッテリー搭載状況
SLA搭載状況
右の写真は汎用UPSに搭載されている状況ですが、見て頂くとわかるように、
自動車用バッテリーに比べ、その取付位置やスペースなどがシビアな為、
容量以外にも細かく仕様が決まっている場合が多くあります。
ここでチェックしなければならなかったポイントを外観図で確認!
標準品
W3端子
品番は同じでも機器に接続する端子(カプラー)が
標準品とW3品番では全く別物であることがわかります。
過去にご注文を頂いた物のほとんどが標準品であった為
確認しておらず、再手配になりました。
弊社が代理店をしていますGSユアサはこのような小型の蓄電池から
産業用直流電源装置やUPSの蓄電池等、多様なラインナップを誇り、
私たちTECS事業部はその機器販売のみならず施工なども賜ります。
過去の記事などもご覧いただければ、
皆様の疑問やご要望にきっとお答えできると思いますので、
バックナンバーもぜひ閲覧ください。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。