2021.05.12
“再生可能エネルギーベストミックスのコミュニティモデル実証実験” への製品提供、委託研究
TECS事業部では、多くの卒業生が活躍するなど、金沢工業大学様と深い繋がりを持っております。
この度、金沢工業大学様が手掛けられているDC(直流)を軸にしたエネマネプロジェクトに、弊社が代理店を務める株式会社GSユアサとTECS事業部が賛同。
リチウムイオン電池と自動車用電池を提供し、石川県白山市の白山麓キャンパスにて委託研究を行うこととなりました。
1937年の東亜電機工業設立から84年、北陸におけるDC(直流)のプロフェッショナルとして、北陸のDC(直流)を支えてまいりました。
今回DC(直流)というキーワードに金沢工業大学様からお声掛け頂きましたが、DC(直流)分野に精通する私たちTECS事業部にとって、先進的な取り組みであり、とても興味深いものでした。
地球規模の課題解決に取り組むSDGsをベースに、私たちが日頃取り組む停電時や災害時の安定した電力供給、そして作られた再生可能エネルギーの余剰電力も有効活用、且つ地域資源の活用により地域活性化に繋がり、エネルギーの地産地消にも繋がる。
DC(直流)における電池はキーデバイスであり、弊社の得意とする電池でこのプロジェクトへ参画し、再生可能エネルギーの未来へ貢献したいとの思いから、製品提供・委託研究に合意致しました。
プロジェクトを主導するのは金沢工業大学電気電子工学科 泉井良夫教授です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【研究最前線】
再生可能エネルギーのベストミックスを探り、エネルギーの「地産地消」を実現する。金沢工業大学 電気電子工学科 泉井良夫教授
https://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2019/0820_izui.html
~設置完了までの歩み~
まだ雪降り積もる2021年1月 金沢工業大学白山麓キャンパス
現地納入がスタート
雪降り積もる白山麓キャンパス
リチウムイオン電池など搬入仮置
設置場所を提供頂き、設置開始
ラックを組み立て、電池ユニットを取り付け
各所を配線工事
設置完了
雪解けを迎えた白山麓で、納めた電池は間もなく直流母線360Vへの連系を開始し、本格稼働致します。
金沢工業大学と東亜電機工業は、DC(直流)での“連系”のみならず、深い絆で“連携”してまいります。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。