2021.12.20
ペンタブレットを使ったデータ化への取り組み
皆さんはお客様から頂いた図面や資料に手を加えることがありますか?
誤記の修正や理解しずらい部分を自分なりに解釈したことをメモする、チェックした部分を消し込む、重要な部分や分類ごとにマーカーを塗る・・・など様々な目的で追記することがあると思います。
多くの会社ではISO9001品質マネジメントシステムを認証していると思いますが、昔はそれらの規定によって紙の図面に捺印したものを郵送したり、修正箇所等はエビデンスを残すためにメモ書きに日付を記載して捺印して保管する・・・といった具合にコピー用紙が思う存分使われていたことがあるのではないでしょうか。
当社でも客先から頂いた図面を基に製品を作るとき、作業者がわかりやすく、間違えないための工夫をたくさん織り込んでいます。また製品検査時にもチェックした箇所を消し込んでいかないとチェック漏れが発生する可能性があるため、コピーをフル活用して作業を行ってきました。
しかしながら、紙では保管場所が膨大になることやマーカーの色が褪せてくるなど限界を感じたため、データでの管理に移行していく方針を掲げました。
そこで導入したのが『ペンタブレット』です。
ペンタブレットは、液晶モニタ上でペンを使ってイラストやマンガなどを描画する物というイメージが強く、上級者向けの機器だと思っていましたが、使ってみると非常に簡単で便利。紙に描いていたものを液晶に映されたデータ上に描くという違いだけで、タッチ感こそ慣れがいるものの、1本のペンで様々な太さや色を表すことができ、定規を使わなくてもまっすぐに線も書けるし、間違えてもすぐにきれいに消すことができる優れモノでした。
今では事務所や現場のあちこちで活用されて紙の削減と作業の効率化に役立っています。
当社では、主要製造品目であるワイヤーハーネスや制御ボックスのあらゆる工程で様々な改善を行い、品質向上とリードタイム短縮に努めております。何年経過しても、人が変わっても標準化されたデータを基に製作するため、常に安定した品質の製品をご提供することができます。
高品質なワイヤーハーネス・制御ボックスの調達をお考えの際は、是非当社にご用命くださいますようお願いいたします。
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この記事はP&D事業部が執筆しました。