2024.12.09
お客様の要望を形に。建設機械向けの電装品開発部門
こんにちは。私はP&D事業部営業課入社二年目のFです。今回は、P&D事業部の開発部門について紹介していきます。
皆さんは「建設機械向け電装品の開発」と聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
ちなみに私はどんな仕事をしているのか細かい内容は理解できていませんでした。今後の営業活動、自らの知識を向上させるため、今回は実際にどんな仕事をしているのか東亜電機工業の開発部門の方々にインタビューをしてみようと思います。
開発部門の役割について
東亜電機工業の開発部門には「電気設計」「機械設計」の2種類があります。
- 電気設計‥電気・電子回路やプリント基板パターン、ソフトウェアの設計
- 機械設計‥板金や樹脂の筐体設計や機械加工部品の設計
これらをそれぞれの得意分野に分かれて仕事をしています。
上記2種類のほかにも試作・検査や性能・耐久試験を実施しています。また、設計開発業務のほかにも、客先への技術提案や仕様打ち合わせなど幅広い業務を行っています。
開発の実際の仕事内容
実際に開発部門で働いている社員に業務内容の流れについてインタビューしてみました。
まずは電気設計系で働いている社員に話を聞いてみました。
電気設計では主に電気・電子回路やプリント基板パターン、ソフトウェアの設計を行っています。
回路設計(ハード設計と呼ばれる)では、顧客の要望を満足させるための回路を作り上げることはもちろん、規格や試験を満足させ、耐久性も向上させるために適切な部品選定を行っています。
複雑な制御が必要な場合はマイコンを使ってソフトウェアで制御しています。
次に機械設計の仕事内容について、インタビューしました。
機械設計では、筐体(ケースやボックス)の設計や薄型板金のボックスを中心に仕事をしています。また、電気設計で行った基盤や端子台、スイッチ類などを入れるボックスの設計も行っています。
ここで特に注意していることは「建設機械の振動に耐えられるように設計しなければいけない」ということです。
今回、実際にインタビューをしてみて、いかにお客様の要望に応えられるようにするか…その難しさを実感しました。
最後に
当社では一品モノから量産品までをオーダーメイドで開発~量産まで一貫して受託しています。
お客様の依頼品のほかにも弊社が一から開発したオリジナル品もあります。たとえば、完成した製品を検査する検査治具であったり、
「長期間停車している車両のバッテリー上がりを防止するためのソーラーチャージャー」も弊社で企画して製作したオリジナル商品です。
ご質問やご要望がありましたらお気軽に東亜電機工業へお問合せ下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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この記事はP&D事業部が執筆しました。