プリウスバッテリー進化(補機バッテリー)

今回はプリウスのバッテリー進化(補機バッテリー)をご案内いたします。

プリウスの補機バッテリーは

・初代プリウス１０系は、ジーエスユアサバッテリー品番ではEHJ-S34B20L搭載されています

・プリウス2代目20系　3代目30系　プリウスαは、ジーエスユアサバッテリー品番ではEHJ-S34B20R もしくはEHJ-S46B24Rが搭載されてます

このEHJシリーズはVRLAバッテリーという制御弁式バッテリーが採用されております　車室内にバッテリーを置くケースが多いハイブリット車の場合採用が多いタイプのバッテリーとなります

・大きく変わるのがプリウス4代目50系、バッテリーシリーズも変わりジーエスユアサバッテリー品番ENJ-355LN1が搭載されております

こちらは車両のグローバル化によりENバッテリーが搭載されております　ENとはEuropean Normヨーロピアンノームの頭文字で欧州統一規格に準拠したバッテリーとなります　日本のJIS規格と比べると高さが低くなります、また端子位置も蓋より低くなります　下部の固定が多いです(一部上部の固定もあり)

欧州規格は比較的寒い地域のバッテリーですが、外形はEN規格の形状・寸法をベースに日本仕様にしたのがENJシリーズとなります

環境、新車メーカーの要求スペックに対応したバッテリーとなっております　大きな特徴は液量の確保です

寒い地域と違う日本で使用するには液量の確保は重要です　液枯れはバッテリーの故障や爆発事故にもつながります

最高液面と最低液面にゆとりを確保しているのと、減液の場合にも補充可能な液口栓付きとなっています

また特許技術の二重蓋構造により液減りを大幅に抑制　すぐれたメンテナンスフリー性能を発揮します

補機バッテリーは重要!!・・・何かとメインバッテリーのイメージが強いハイブリット車ですが、補機バッテリーの役割も重要となります補機バッテリーが駄目でドアすらも開けれないこともあります　早めの交換をお勧めいたします

交換の目安にバッテリーテスターなどもあります

いろいろなご提案や勉強会を富山、石川、福井の自動車販売店様、自動車電装店様で実施いたしております

お問い合わせは、お気軽に下記お問い合わせフォームよりお願いいたします。

(上記内容は主な適合情報となります　購入や交換、その他の場合など再度現在の品番等や現物をご確認ください)