2022.04.18
期待以上の高品質なワイヤーハーネスをご提供します
当社の主力製品であるワイヤーハーネスは、高品質が特徴です。高品質を保つ理由のひとつは、当社工場での検査工程にあります。
この記事をご覧になれば、当社のワイヤーハーネス製品がなぜ高品質なのか、ご理解いただけると思います。
全数検査は当たり前!1本たりとも不具合製品は出しません
ワイヤ-ハ-ネスは人の機能に例えると、いわゆる神経と言っても過言ではないほど重要な製品であると考えてます。例えば500本の電線を使うワイヤーハーネスの場合、500本すべてが正常でなければいけません。たった1か所でも配線箇所を誤ると、お客様の製品は正常に機能せず、多大なご迷惑をかけてしまうことになります。
ワイヤーハーネスは機械加工とは異なり、作業者の『手』で作り上げる製品です。当たり前ではありますが、バラつきやヒューマンエラーの可能性を払拭するためにも全数検査を行っています。
【機能検査】図面通りの回路で作られているか、導通状況を確認
機能検査では主に自社開発の導通チェッカーを使用しています。ワイヤーハーネスの全ての端子から導通チェッカーまでを治具ケーブルで接続し、総あたりで導通の有無を測定します。
チェッカーの導通データは初回品(初物品)を製作したときに作ります。初回品は正しい回路のデータを作成するために、ハーネス内の電線を1本づつテスターで導通確認する必要があります。少ない回路数の製品から1000回路を超える製品まで同じ確認作業をして正しい回路のデータを作成しています。このように初回品で確実な品質を作りこむことで、量産品でも高品質を保つことができる仕組みを作っています。
【外観検査】図面通りの外形寸法か、欠品や異品装着がないかを確認
機能検査は、製品の回路が正しく製作されているか?を確認する検査ですが、外観検査は正しい部品が取り付けられているか?欠品はないか?寸法は正しいか?分岐は正しいか?角度は正しいか?など 製品の外観、形状が正しく作られているかどうかの確認を行っています。目視だけで判断しづらいコルゲートチューブの外径を測定する場合など、様々な場面で確認用治具を使用して品質向上と検査時間短縮を図っています。
このようにして当社の検査員は一人一人が『次工程はお客様』という認識を持ち、自分たちの仕事の重要性を意識することで不具合製品を1本たりとも流出しないように日々取り組んでいます。
品質トラブルでお悩みの方、高品質なワイヤーハーネスの調達をお考えの方、まずは当社にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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この記事はP&D事業部が執筆しました。