2023.06.28
防災に役立つCCTV設備の健全性を維持するためにも、電源装置の保守・点検は重要です
電源装置の施工・保守チームでは、
インフラ設備等の要とも言える直流電源装置や交流無停電電源装置の工事や定期点検を行っております。
昨今、頻発しているとも言える自然災害等から私たちの身を守るためにも、
様々な場所であらゆる防災設備が張り巡らされています。
今回は、防災用途の一部に使用されている電源装置の点検風景を、ご紹介します。
様々な場所にCCTV設備が
例えば下の写真の赤枠の中のこの様な設備、
もしかしたら皆様も道路沿い、河川や海岸等で見掛けたことがあるかもしれません。
これはCCTV設備と言い、道路や河川・海岸の状況を、
カメラの映像により、リアルタイムで監視することが出来る装置です。
これらの映像は、国土交通省などのホームページから閲覧出来ます。
ドライブ好きの私も、特に冬場は降雪等の路面状況をチェックするために活用しております。
大雨や洪水時の河川状況等も確認することが出来ますので、
防災の意味からも大変役に立つ、優れものです。
大雨時に直接河川等を観に行くことは、大変危険です。
河川等の状況が気になる場合には、是非CCTV設備のカメラ映像を参考にして下さい。
そして、CCTVカメラが取り付けられているポールの下部に
取り付けられているこの装置、これが今回ご紹介する電源装置です。
因みにこれは、GSユアサの『CAVSTARシリーズ』という屋外交流無停電電源装置であり、
山奥から河川、主要幹線道路や海岸沿い等、あらゆるところで見かけることが出来ます。
用途としては、停電時にCCTVカメラへ交流電源を供給する等、
様々な屋外機器へのバックアップ電源として活用されております。
作業の流れや点検内容につきましては、
基本的に以前紹介させていただいた直流電源装置のものと、基本的には変わりません。
しかしながら屋外作業となると、万全な安全対策と、設置環境に応じた点検が必要となります。
しっかりした安全対策の上での作業を
道路沿いの作業では、通行車両からの視認性向上のために、
反射ベストの着用が必須となります。
自動車の早目のライトオンと同じで、
自分を目立たせることも、事故防止の観点では重要ですよね。
この様な草が生い茂った場所での作業では、草刈りやマダニ対策も必要となります。
また、蜂による災害も毎年多数報告されておりますので、
点検開始前は念入りに、周囲の確認を行います。
また、これからの暑い季節には、熱中症対策が必要不可欠となります。
空調服の活用や、こまめな水分補給等により、作業員の健康管理に注意を払っております。
その他、雨天時の対策も万全です。
しかしながら、降雨時はなるべく作業は待機状態とします。
雨水が侵入し、大事な装置に万が一のことがあったら、大変ですからね。
この様に屋外装置の点検等の際は、様々な安全対策を施した上での作業が必須となります。
設置環境に応じた点検を実施
交通量が多い場所や、スピードが出しやすい道路沿い、
風が強い海岸や河川敷の電源装置は、
特にこのような場所のビスも緩んでいることが多いので、しっかりと締め付け確認を行います。
緩みが進行するとビスの紛失、最悪の場合、
側板の落下に至る事も考えられるので、入念なチェックが必要です。
弊社ではこの様な安全対策の上、屋内・外、山頂から洋上まで、
どのような場所でも、お客様の大切な機器をベストな状態で
ご使用いただけるお手伝いをさせていただいております。
各種電源装置に関する施工・保守に関しましては、
『安全・安心な品質』の、東亜電機工業へご相談ください。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。