2022.12.21
蓄電池短絡(ショート)の危険性について
蓄電池取扱時のリスクの中で最も危険な蓄電池短絡(ショート)について、ご説明します。
引用先:一般社団法人 電池工業会 蓄電池設備整備資格者再講習テキスト
【現在主流の制御弁式据置鉛蓄電池の短絡電流の目安】
温度や新品、旧品(劣化による内部抵抗値上昇)等による変動はあります。
MSE及びMSE長寿命(GSユアサ形式:SNS)
蓄電池容量 短絡電流
50Ah/10HR ⇒ 1,200A
100Ah/10HR ⇒ 2.200A
150Ah/10HR ⇒ 3,150A
200Ah/10HR ⇒ 4,100A
500Ah/10HR ⇒ 9,200A
蓄電池短絡時はそのエネルギーの大きさから、溶接作業等と 同等以上の危険性があり、火傷や失明等、重大な事故に直結します。
【主な蓄電池短絡防止対策】
・絶縁工具を使用 ←下記【参考写真】にあたります
・蓄電池設備整備資格者等の専門資格を取得
・蓄電池製造者の認定資格を取得
・社内教育を実施
・TBM・KYを実施
・安全パトロールを実施
蓄電池ケーブル誤接続によるループ短絡はヒューマンエラーが原因で、稀に生じるリスクは顕在します。
(下記画像〇部分)
蓄電池設備は専門性の高い機器であると共に、リスクが高い施工が必要となりますので、
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この記事はTECS事業部が執筆しました。