生産終了（End of Life）部品の代替品を開発・生産します

昨年12月に生産終了部品についての記事を書きました（生産終了（End of Life）部品への対応）。

その後、今年に入っても様々なメーカーの部品が生産中止になっており、その勢いはとどまるところを知りません。

今回は生産終了をきっかけに得ることができた製品についてご紹介します。

生産を継続するための代替部品検討・設計変更

当社の取扱い部品の中で生産終了を告げられる部品は、半導体などの電子部品が多く占めており、国内／海外を問わずあらゆるメーカーの製品がターゲットになります。

またこういった電子部品の生産終了が原因で、機器のモデルチェンジや生産終了を余儀なくされているメーカー様もあるのではないかと思います。昨今の様々な電気機器の納期遅延も、内部に使用されている電子部品の入手困難が原因であるというケースも多々あることでしょう。

当社の開発製品でこのような事態に陥った場合は、代替部品の検討や設計変更を行い、製品を継続して生産していく方法を見出します。

当社のお客様が直接購入している部品でも当然のように同じような場面に遭遇することがあります。当社とは違い、強い影響力を持つお客様の場合、メーカーと交渉して継続生産を約束してもらえることもあるようですが、どうしても難しい場合は代替部品を選定するしかありません。

またそれが受注製作品（特注品）であった場合は、作ってくれるメーカーを探し出すところから始めなければいけないこともあるでしょう。

要望・品質条件を付加したリニューアル継続生産も可能

そんなときには『東亜電機工業株式会社』を思い出してください。

当社では生産中止になった電装品を継続生産する為、現行品の仕様をできるだけ再現し、更に追加の要望や必要になった品質条件も付加したうえでリニューアルを行った実績があります。

その一例がこちら　『ワイパーモーターコントローラ（ワイパーリレー）』です。

ワイパーモーターコントローラ以外にも、リレーやタイマー、サーミスタ、バルブコントローラ、マイコン制御基板など、たくさんのお客様からのご要望をいただき、開発・生産をしてきた実績があります。

メーカーからの突然の生産中止宣告はそのほとんどが止めることができず、従うしかありません。今後このような場面に遭遇したらお気軽に当社までご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。